ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門
イタリア映画 "Capri-Revolution"
マリオ・マルトーネ監督作品。
1959年ナポリ出身。
演劇やオペラの演出家として活躍したのち、
映画監督としてデビューした。
テレビ映画、ドキュメンタリー作品も発表している。
ヴェネチア国際映画祭には4度目の参加。
コンペティション部門 審査員特別賞を受賞。(1992年)
"Capri-Revolution" (カプリ ー レヴォリューション)
舞台は1914年イタリアのカプリ島。
当時、
北ヨーロッパから
若者たちが
人生と芸術を満喫できる
ユートピアを求めて
カプリ島に集まって来ていた。
それとは対照的に
カプリ島の厳格な自然を
代表するような
字の読めない山羊飼いの
ルチア(マリアンナ・フォンターナ)。
ルチアは徐々に
このグループとの出会いによって
愛、瞑想、
ベジタリアン、精神世界、
平和主義、自然主義を知る。
しかしながら
ルチアに新鮮だったのは
自由な思想と
男性のグループでの役割だった。
カプリ島の自然の中、
ルチアと
若者のグループ
そして若い村の医師との
出会いについて
語られている。
マルトーネ監督談
20世紀の初め
第一次世界大戦が勃発すると
いう頃、
象徴主義の画家、
カール•ディーヘンバッハによって
カール•ディーヘンバッハによって
イタリアのカプリ島に
つくられた
生活協同コミュニティー
にヒントをえて製作。
ディーヘンバッハの思想で
興味をもったのは
人間が自然との関係を中心においたこと。
芸術活動を人間の内面、神秘性に
もとずいて表現しようとしたこと。
女性の社会的独立を支持。
芸術活動を人間の内面、神秘性に
もとずいて表現しようとしたこと。
女性の社会的独立を支持。
ということ。
当時の考えが
現代の私たちに
人間と自然の関係が
人類が生き残っていくうえでの
大きなカギとなっているということを
語っている。
まとめ
カプリ島が舞台ということで
ぜひ
カプリ島の自然を大きな画面で
満喫したいと
思いました。
インテリな
北ヨーロッパの若者のグループと
素朴な生活をしている
山羊飼いのルチアとの
出会いがどうなのか
楽しみ。
ルチアが外から持ち込まれた
新しい考え方に
どう反応していくのか
見てみたいです。
期待どうりでしょうか
はたまた
期待を
裏切るほど
いいといいなと
思います。
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