2018年12月7日金曜日

イタリア映画おすすめ「薔薇の名前」

「薔薇の名前」について

1986年フランス、イタリア、西ドイツ合作






監督
ジャン・ジャック・アノー


出演
ショーン・コネリー (バスカヴィルのウイリアム)
クリスチャン・スレーター (ウイリアムの弟子)
F・マーリー・エイブラハム (ベルナール・ギー)他


原作者 ウンベルト・エーコについて


北イタリアピエモンテ州出身。
1932年生まれ20016年没。

映画と同題名の原作「薔薇の名前」を発表、
その後世界的なベストセラーとなった。

哲学者、記号学者でもあった。




あらすじ


中世、
北イタリアの山中にあって
下界から閉ざされた修道院を舞台にした
殺人事件の謎解きサスペンス。


イギリスの修道士ウイリアムと
その弟子メルクのアドソが
不審な死に方をした修道士の
死の真相を解明することを引き受ける。


ところが、
その後次々と新たな不審な死が続く。


修道院が不穏な雰囲気に包まれる中、
事件解決のカギとなる一冊の本を追うことになる。




まとめ


30年以上前の映画ですが、
今観ても
みごたえがあります。

映像もあまりクリアでないところが
雰囲気があって丁度良いように思います。


中世北イタリアが舞台なので
見る時代に関係なく
映画が始まると中世に時間がもどります。


どんよりとした雰囲気の中
事件の謎解きだけでなく

当時のカトリック僧たちの修道院での生活や
閉ざされた中での宗教、
人間の本質の弱い部分が
どんなものなのかが感じられ、

サスペンスとして歴史映画としても楽しめます。


特にファンではなくても
ファンになってしまうほど
ショーン・コネリーとクリスチャン・スレーターの
コンビがとてもいいです。







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