2018年4月22日日曜日

イタリア ヴェローナ観光 歩いて回れるおすすめ3ルート

イタリア ヴェローナ観光


   12月のアリーナ。



今回はユネスコ世界遺産に指定されている

旧市街を歩いて回る市内観光を紹介します。

3つのヴェローナ観光ルートに分けて見ました。



ルート1.



ブラ広場(古代ローマ円形劇場 アリーナ)
マッツィー二通り(ヴェローナ旧市街のメイン通り)
エルベ広場(ヴェローナで一番美しいとヴェロネーゼから親しまれる小さな広場)
シニョーレ広場(冬場はクリスマスマーケットの会場になる広場、時々催し物が開かれます)
ジュリエットの家ローマ遺跡見学サンフェルモマッジョーレ教会



ルート2.


ブラ広場(アリーナ)マッツィー二通りエルベ広場シニョーレ広場
サンタナスタシャ教会ピエトラ橋ローマ劇場
(時間がある方にお勧めケーブルカーでカステルサンピエトロへ、ベローナのパノラマ)




ルート3.


ブラ広場(アリーナ)マッツィー二通りエルベ広場シニョーレ広場
ボルサリ門通り,ボルサリ門コルソカブール通り
(または カントーレ通り→アルベルト マリオ通り→カッタネオ通り→ローマ通り)
カステルベッキオ




1番目と2番目のルート半日でもまわれますが



ランチをしたりお茶をしたり、
ショッピングをしたりして回る余裕のある人は
一日あっても足りないほど楽しく回れます。

ただし、2番目のルートで最後にケーブルカーで
サンピエトロにパノラマを見に行かれる人は
一日かかると見て余裕をもって
計画されることをおススメします。


3番目のルート

一日かけて回るのをおススメします。
カステルベッキオの美術館は見ごたえがありますし、
カステルベッキオ自体の見学もできるので
時間に余裕を見て計画してください。


ヴェローナ旧市街から

カステルベッキオまで行くには
少し時間がかかります。
コルソカブール通りを通って
一気にカステルベッキオに行くのが最短コースですが、

少し市内の路地に戻ってぶらぶら散策しながら
カステルベッキオまで歩くと
ヴェローナの旧市街を満喫できると思います。
時間の余裕がある人にお勧めです。




ヴェローナ旧市街


電車で到着の場合






ヴェローナ ポルタヌオーバ駅に到着した場合は
バス11、12(s.michele方面行き)
13(montorio方面行き)
72(biondella方面行き)で
ブラ広場に5分ほどで到着します。

または徒歩で、ポルタヌオーバ通りに入り
まっすぐ突き当りの時計がはまっている門まで進むと、
ブラ広場に着きます。
15分ほどかかります。




ポルタヌオーバ



1.2.3.全ルートに共通するブラ広場、マッツィーニ通り、エルベ広場、シニョーレ広場についてまずご紹介します。






ブラ広場(Piazza  Brà)とアリーナ(Arena di Verona)



ヴェローナの玄関、

ブラ広場は木や花壇、噴水があり
大きな公園の様になっていて、
ベンチで休憩できます。

この広場にはヴェローナのシンボル、
アリーナがあります。

ブラ広場に面する歴史的な建物は
たくさんのレストランやバールとして
使われていて、
ブラ広場に出したテーブルで
食事やお茶を楽しめます。

ヴェローナの古代ローマ円形劇場アリーナは
75.68m×44.43mと巨大に横たわっています。
保存状態もよく、
現在も、
夏はオペラ、
オペラ以外の時期は
コンサート会場として開場されます。


オペラやコンサートに行かなくても

夏場ならアレーナの内側を見学できます。


6-9月 8.30-19.30(火~日曜日)13.30-19.30(月曜日)


入場料 一般10€ 65歳以上と学生7.50€ 子供8-14歳1€ 0-7歳無料




アリーナとブラ広場



冬場、クリスマスが近づくと

毎年恒例でアレーナの内側から飛び出して
ラ広場に流れついた巨大な真っ白い流れ星が設置されます。
夜になると照明にもはえて
ヴェローナ市民はこれを見ると
クリスマスの季節を感じます。

冬限定の名物です。
寒くなるとブラ広場には
スケート場も設置され、
色々な催しが開催されます。



マッツィーニ通り



ブラ広場からつながる
マッツィーニ通りにはブティックが並んでいます。
ショッピングに最適です。

主なブランド店としては、 
ルイ ヴィトン、ディーゼル、グッチ、D&G, 
ティファニー、フルラ、モンブランなどがあります。

日曜日と月曜日の午前中は
閉まっているお店があるので
ご注意してください。(特に秋冬春)



エルベ広場、シニョーレ広場



マッツィーニ通りの突き当り左側をみると
エルベ広場が見られます。
出典:Wikipedia:エルベ広場

日中は白いパラソルの市場が開かれていて、
野菜からお土産まで
小さいながら色々売っています。

このエルベ広場はヴェローナの人々から、
ヴェローナで一番美しい広場と慕われています。

周りの建物
(現在もアパートとして使用されているところがほとんど)
を見渡すと、
壁にフレスコ画が描かれているのが見られます。

エルベ広場には
ヴェローナのマドンナと呼ばれる像があり、

広場を守るように置かれたライオンの像は
ヴェネツィア共和国時代の産物です。

街のいたる所にライオンの像を
見つけることができます。

エルベ広場にはバールが並んでいて、
地元民も観光客もまざって
お茶をしたり軽い食事をしたりします。




エルベ広場のお隣に

広々としたシニョーレ広場があります。


シ二ョ―レ広場 中央にはヴェローナを愛した
ダンテの像があります。


クリスマスの時期
北欧クリスマス市場が開かれ、
たくさんの人でぎゅうぎゅうになります。
ドイツ名物のソーセージのお店や、
クリスマスツリーの飾りを売るお店もでます。

シニョーレ広場に面して建っている塔は、
ランベルティの塔で階段で上がれます。

ここからヴェローナ旧市街を眺めるのも良いでしょう。

ランベルティの塔(Torre dei Lamberti)

Via della Costa,1
月~金曜日10-18時 第一土、日曜日11-19時

エルベ広場とシニョーレ広場をつなぐ

通りの上を見ると
クジラのあばら骨
ぶら下がっています。

ヴェローナのミステリーの一つ
とされていて、

現在のイスラエルから
持ち帰られたものか

あるいは
ヴェローナ郊外の山から
掘り出された古代生物の化石、

はたまた、
当時この骨のちょうど下にあった
お店の宣伝または目印として
吊り下げられたのが残っているのか

(当時たくさんの人でごった返した
市場の広場でお店の位置を見つけやすくするために
高い所につり、目印とした)

などという説がありますが答えは出ていません


現在では
この骨は丁度下にある
薬局の所有となっています。

この薬局があった所に
かつて宣伝を出したとされる
お店があったそうで、

この宣伝説が有力視されているようです。

ともあれ18世紀の文献に
すでに登場しており、
かなりながい間
ぶら下がっているのは
確かなようです。

皆さんも通るときに、
ちらっと上を見てみて下さい。

何百年もぶら下がっていると思ったら
街並みごと一気にタイムスリップした気分です。




クジラのあばら骨



ルート1の続き




ジュリエットの家(Casa di Giulietta)


Via capello,23

シェークスピアの小説
ロミオとジュリエットの舞台といえば
ヴェローナ。

このジュリエットの家には
あのバルコニーがあります。

中庭にある
ジュリエットの像の胸に触ると
願いが叶うというのは有名で

像の胸の部分は願いをこめた
たくさんの人に触られ
ピッカピカになっています。

カペッロ通りから続く入口の壁は
いろいろなメッセージで埋め尽くされています。

メッセージを書きたい人は
油性ペンは必需品です。
最近はポストイットを貼る人も多いです。



バルコニーとジュリエット像


ジュリエットの家入口の壁
メッセージであふれている


ジュリエットの家(Casa di Giulietta)

Via capello,23

火~日曜日8.30-19.30 月曜日13.30-19.30

ちなみに外からしか見られませんが

ロミオの家もあります。
Via Arche Scaligere,2

シニョーレ広場の近くですので
ブラっと寄るのもいいでしょう。

ジュリエットの家は

カペッロ通りに面しています。

カペッロ通りを
街の中心とは
反対の方向に進むと、

通りがいきなり
博物館状態になっています。

通りの上から地下にある
ローマの遺跡を覗きこむことができます。

ヴェローナの街の下に
ローマ時代のヴェローナの街を
垣間見ることができます。

まさに街自体が博物館。

そのまままっすぐ行くと
旧市街から出てすぐの所に

サンフェルモマッジョーレ教会
があります。



ローマ時代の遺跡






サンフェルモマッジョーレ教会


Stradone San Fermo、1
10.00-18.00(祝祭日は13.00-18.00)


サン・フェルモ教会


このロマネスク様式の教会の

珍しいところは
二つの教会が
上下二層に存在するころです。

下層の教会には
上層の教会から続く階段から
行くことができます。

中に入ると、
建築自体の美しさ、
特に天井の作りと
数々のフレスコ画に圧倒されます。

階段を下りて
地下の教会に行くと
またガラッと雰囲気がかわります。

ゴージャス感が消え、
素朴な感じです。

この教会はアディジェ川の
すぐそばにあり、
1759年の氾濫で
この下の部分の教会にも
水が流れ込み被害を受けました。

その後洪水から守るため
聖遺物を上の部分に移動したそうです。

今でも街中には
この時のアディジェの氾濫で
どこまで水位があがってきたのか
家の壁に目印の線と日付を残している
ところも見かけます。

自然災害を
忘れないために。

アディジェ川の上流にある
ポントンという村にも
のこ目印の線が
あるのを見つけたこともあります。

この教会にはぜひとも
足をのばしてみて下さい。




ルート2の続き





サンタアナスタシア教会(La Basilica di Santa Anastasia)


Via Don Bassi,2


サンタアナスタージア教会



3月~10月 平日 9.00-18.30 祝日 9.00-18.00 
      日曜日、キリスト教祭日13.00-18.00
11月~2月 平日10.00-13.00、13.30-17.00 
      祝日9.00-18.00 
      日曜日、キリスト教祭日13.00-18.00
なお、教会行事、ミサなどが行われている間は見学できません。

1290年頃に着工された
この教会はヴェローナの
ゴシック建築の代表で、

ヴェローナで一番大きな教会です。

ヴェローナの大聖堂である
ドゥオモよりも
大きい程です。

着工されてから、
200年以上かけて
建設はいったん終了しましたが、

入口のファザードは未完成のままで、
赤レンガで覆われています。

外側から見た壁にある
半円上のルネットの大きな部分には

400年代に描かれたレスコ画「三位一体」と、
小さいルネットの左側には
ヴェローナの街を訪れたドミニク派の僧侶の絵がみられます。

中に入ると、
奥まで続く天井の装飾に
圧倒されます
教会の権力の強さの具合が
想像できます。

厳粛な雰囲気で
人の世から聖なる場所へ
続いていく感じを表したそうです。

ほんとなんだか怖いのは
私だけでしょうか。

12本の柱が特徴で、
すべてヴェローナ県特産の
赤と白の大理石が使われています。
豪勢ですね。

右の翼廊にある
ペリグリーニ礼拝堂にある
ピサネッロ(アントニオ ピサノ)
代表作「聖ジョルジュと姫」
有名な見どころとなっています。

これは外せませんが
ちょっと高いところなので
見にくいです。


珍しいものでは、
2つの聖水盤を支える
せむし男があげられます。

こぶを触ると幸せになる
という話もささやかれていますよ。



ピエトラ橋(Ponte Pietra)



Ponte Pietra,1

アディジェ川にかかる
ヴェローナで一番古くからある橋(の位置)。

その歴史はローマ時代にさかのぼります。

この橋はローマ時代
ヴェローナの街に主要な道を建設する際、
街の中心から
ローマ劇場行くために
木造の橋を架けたのが始まりだそうです。

ピエトラ橋は
何度も落ちてしまったりしましたが、

そのたびに
再建、修復され存在し続けてきました。

現在あるピエトラ橋は
第2次世界大戦最終日1945年4月25日に
爆破されたものを
1956年から1957年にかけて
修復されたものが残っています。

この橋を街側からわたると
目の前にローマ劇場がみえます。

ちなみに、
この橋のヴェローナ旧市街側にある
ジェラートのお店はおススメです。

夏場はグラ二テが
のどの渇きに効きます。

わたしはヴェローナで
ジェラートを食べようと思うと、
少し中心街から離れていても
歩いてこのお店まで食べに行きます。



ピエトラ橋とローマ劇場



ローマ劇場と考古学博物館



Via Regaste Redentore,2

サンピエトロ丘のふもと
アディジェ川沿いにあります。

ローマ劇場夏場には劇場として
今も現役で使われています。

アリーナ劇場はオペラですが、
このローマ劇場では
ダンスや現代パフォーマンスが
行われます。


ローマ劇場も
ローマ時代に建設されたものですが、

中世、
アディジェ川の氾濫や
地震により被害にあい、

当時街を囲んでいた壁を利用して
被害を受けたローマ劇場の上に
家や修道院が建設されて
埋められてしましました。

それを1800年中ごろに
商人アンドレア モンガが
自腹で土地を買い取り、

上に建てられていた建物を
取り壊し発掘し始めました。

これは1970年まで続いたそうです。

1924年には考古学博物館が開館され、
現在にいたります。
また劇場としては
1948年に使用が再開されたそうです。


ローマ劇場考古学博物館(Museo Archeologico al Teatro Romano)
開館日
月曜日 13.30-19.30 火曜日~日曜日 8.30-19.30
入場料
一般4.50€、60歳以上または学生3€

ローマ劇場
公開日
月曜日13.30-19.30時 火曜日~日曜日 8.30-19.30時
夏場劇場がパフォーマンスで使われるときは見学できなくなるので気を付けて下さい。
入場料
1€



ケーブルカーで行く

カステルサンピエトロからのパノラマ見学



Via Fontanelle S.Stefano,6

時間の余裕がある方におススメ。

2017年に再オープンされた
新しいヴェローナ観光。

ローマ劇場のすぐ西側から
ケーブルカーで一気に
90秒で159m、高低差55mを登り

丘の上からヴェローナの街を一望できます。

4月~10月11-21時 11月~3月 10.30-16.30
往復2€

ちなみにケーブルカー乗り場近くにある
ジェラートのお店もおススメです。

でもピエトラ橋が一番のお気に入り。。。



ルート3の続き



エルベ広場から始まる
ボルサリ門通りを通って
ローマ時代のボルサリ門までのあいだ、
ここにもブティックが並びます。

ショッピング通りです。


ボルサリ門


ちょうど道の半分辺りの所にあるカフェ、
カフェボルサリ(Caffé Borsari)は
ヴェローナで一番美味しいコーヒー
飲めるお店と言われています。

中は小さいですが、
座れるスペースもあります。

コーヒーと並び美味しいといわれる
ホットチョコレート。

冬場に試されるのも
良いかと思います。

一般に想像する
ホットチョコレートよりも濃くて
ドロドロしているので
飲むというよりも食べる感じになります。

この通りの上を見上げると
メレガッティの古い看板を
見つける人もいるかもしれません。
2018年についに
倒産を宣言してしまいました。

あのヴェローナの有名な
パンドーロ
(クリスマスの時期に食べられるスポンジケーキ)の
メーカーの一つですが、
かつてここにお店をだしていたんですね。

ぶらぶら歩くこと
10分足らずでボルサリ門につきます。

ローマ時代に建設された
ヴェローナの街に入る門です。

当初ユーピテル門(Porta Iovia)と
名づけられましたが、

中世にこの門が
税の徴収場所(Bursarii)として
使われたことから

名前が現在の
ボルサリ門と変更されたそうです。

白い大理石で作られている
ボルサリ門を境
旧市街中心側の通りが
ボルサリ門通り
外側へ続く通りは
カブール通りと呼ばれます。

ここから、
カステルベッキオへ行くには
カブール通りをまっすぐ行くのが
最短距離です。

途中に
サンロレンツィオ教会があるので
寄ってみるのも良いでしょう。

道沿いには
フランス風キッチン用品のお店や、
スニーカーばかりの靴屋さん、
スカウトという
若者に人気のカジュアルな洋服の
セレクトショップなどがあります。

ただ、歩道は整備されていますが、
道路は交通量が多いです。



ぶらぶら散策しながら
カステルベッキオまで行こうという方は
ボルサリ門をでてから
左手にあるカントーレ通りを進み、
路地を通って
ローマ通りまで出て、
カブール通りの
カステルベッキオの入口まで
行くのをおススメします。





スカリジェロ橋とカステルベッキオ美術館



出典:Wikipedia commons:アディジェ川から見たカステルヴェッキオ
カステルベッキオ美術館
Corso Castelvecchio,2

開館日 月曜日13.30-19.30 
    火曜日~日曜日8.30-19.30
見て回るには2時間ほど必要です。
入場料
一般6€ 60歳以上と学生4.50€

かつてヴェローナを統治していた
スカラ家のカングランデが異母兄弟フレニャーノが
反旗を翻したのを機に、
カステルベッキオの城とスカリジェロ橋
建設することを決意したのだそうです。

宮殿、要塞、逃げ道の確保を目的として
1354年に着工しました。

入ってすぐにある大きな中庭は
かつて兵士の訓練場として使われていたそうです。
3つの塔があるつくりで、
時計の塔には
アクアロの聖マルティーノ教会が保存されています。

現在美術館として
公開されている彫刻や絵画を見るのと同時に
建物自体にも注目しながら回って下さい。
建物自体が美しい。

ただ階段が多いので気をつけましょう。



ヴェローナカード



観光客向けに発売されているカードで
ヴェローナの美術館、博物館、教会への入場や各種割引があります。
いちいちチケットを買う手間も省けます。

2種類  24時間有効:18€ 72時間有効:22€

訪れたい場所が決まったら
検討してみるとよいでしょう。
インフォメーションオフィス、観光施設で買えます。


ロミオとジュリエットを極めたいかたへ、

ヴェローナには
ジュリエットのお墓もあります。

ブラ広場から歩いていける距離にありますが、
他の観光スポットとは反対の方向です。
私の知り合いはここで結婚式をあげました。

ジュリエットのお墓 Tomba di Giulietta

Piazza del Pontiere,35

公開日時
月曜日 13.30-19.30 火曜日~日曜日8.30-19.30
入場料
一般4.50€ 学生、8-14歳 1€ 0-7歳無料


たぶん。
ジュリエットの軌跡を
すべて回りつくしたい方には、
食事
オステリア ジュリエッタ エ ロメオ
(Corso Sant'Anastasia、27)が
いいのではないでしょうか。
カジュアルなレストランで
お値段も抑え気味なうえに
ヴェローナの郷土料理
ロバ肉のミートソースとビーゴリや
馬肉のシチュー(パスティサダ)を
ポレンタと呼ばれる
トウモロコシの粉からつくられた
ピューレ状の付け合わせと頂く料理もあります。

興味のあるかたは
エスカルゴのイタリア版
ルマケ(ヴェローナの方言ではボゴーネ)とポレンタを
食べれる時期もあります。

このレストランは
ロミオとジュリエットに興味のない人にも
おススメします。


ヴェローナは
見どころが多くて
割愛した教会や通りも
たくさんあります。
またの機会に
第2弾としてできればいいなと思います。

グルメでは


夜になると、
アディジェ沿いの
ソットリーバ通り
ワイワイガヤガヤ食事をする人でいっぱいです。


アディジェ川沿いにある
レストランからは
カステルサンピエトロを
眺めながら食事ができます。

高級なレストランから
軽い食事ができるバールまで
あるので外に出ているメニューを見て(特に値段を)
どこか試してみると
いいのではないでしょうか。

海から離れた街ヴェローナですが
おいしい海鮮レストランもあります。
ちょっとお高いですが。。。



おススメヴェローナの郷土料理グルメ食べてほしいものリスト



ビーゴリとロバ肉のミートソース(Bigoli con ragu' d'Asino)


出典:pixabay:ビーゴリ

ビーゴリは卵入りの長い生パスタで
スパゲッティをうどんぐらいの
太さにしたものです。

卵入り麺なので黄色い色の麺です。

ロバの肉はミートソースにすることにより特に強い癖は感じず
美味しくいただけます。





ビーゴリ と サーディン(Bigoli con le sarde)



塩に漬けて保存した
サーディンを使うので
結構塩気が強く、
のどが渇くので
夕食よりもランチでお試し下さい。

パスティサダ ディ カヴッロ と ポレンタ(Pastisada de caval con polenta)

出典:Wikipedia:
パスティサダ ディ カヴァッロ

これは先にも書いたように
馬肉シチュー(スパイスとワインで煮込んである)と
トウモロコシの粉からできたポレンタです。
写真のポレンタは調理したものを
再度グリルしたものです。
ポレンタは、ピューレ状態で食べたり、
型にはめて固めてから切って食べたり、
             切ったものをグリルして食べたりします。



パスタ コン ファジョーリ(Pasta con i fagioli)


出典:pixabay:
パスタ コン ファジョーリ

昔貧しかったころ中世からある料理。
ですが、
柔らかくにた豆と一緒に煮込まれたパスタ、
見た目は美しくありませんが、
外食が続き胃がお疲れの方にはぴったりです。



ボリート コン ペアラ(Bollito con la peara')

ボリート コン ペアラ


冬限定名物郷土料理です。
茹で肉とペアラと呼ばれる乾燥したパンから調理されたソースを
合わせていただきます。
詳しくはこちらでペアラを紹介しています。



リゾット アル タスタッサ(Risotto al tastasal)


ヴェローナ南部は米どころ、
豚肉を塩で保存したタスタッサルと一緒に
調理した郷土料理です。
日本人の口によく合うでしょう。
グラナ(パルメザンチーズに似たこの地域のチーズ)を
たくさんかけて食べてくださいね。

ちなみに
タスタッサルとは
ヴェローナの方言で
塩の味を見るという意味です。

またまたご紹介しきれませんが、
ヴェローナの郷土料理でした。

ではヴェローナの街をより楽しめますように!

Arrivederci!



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