イタリアモデナ観光ついに、その3。
やっとモデナ市内観光の見どころとおススメグルメです。
初めに特筆したいのはモデナでは、お店の人やレストランの人がとても親切なことです。
旅先での経験はやはりその地で出会った人の印象に大きく左右されてしまいますが、
モデナでは高い確率で気持ちよく過ごせると思います。
観光客が訪れる観光メッカの街に比べると和やかな分、
街の人もリラックスしてるのです。
初めに特筆したいのはモデナでは、お店の人やレストランの人がとても親切なことです。
旅先での経験はやはりその地で出会った人の印象に大きく左右されてしまいますが、
モデナでは高い確率で気持ちよく過ごせると思います。
観光客が訪れる観光メッカの街に比べると和やかな分、
街の人もリラックスしてるのです。
グランデ広場 |
まずは、モデナ市内、旧市街のど真ん中に位置するグランデ広場(ピアッツァ グランデ)。
その名の通り、大きな広場です。
この広場はモデナのドゥーオモ(モデナのメインの教会堂)
いわゆる大聖堂に面しています。
ここから美しいモデナの大聖堂の外観と、
ギルランディーナと呼ばれ、モデナの人々に親しまている塔(鐘楼、87m)
を眺めることができます。
この塔はもともとモデナの街を守る入口の門の開閉を
塔の上から指示し監視するために建設されたそうです。
中を見学することもできます。
先月まで(2018年3月)ギルランディーナ塔は修復中でしたが、
現在まだ一部工事中ですが、公開されています。
その名の通り、大きな広場です。
この広場はモデナのドゥーオモ(モデナのメインの教会堂)
いわゆる大聖堂に面しています。
ここから美しいモデナの大聖堂の外観と、
ギルランディーナと呼ばれ、モデナの人々に親しまている塔(鐘楼、87m)
を眺めることができます。
この塔はもともとモデナの街を守る入口の門の開閉を
塔の上から指示し監視するために建設されたそうです。
中を見学することもできます。
先月まで(2018年3月)ギルランディーナ塔は修復中でしたが、
現在まだ一部工事中ですが、公開されています。
グランデ広場に面してモデナ市庁があり、
一階にはツーリストインフォメーションがあります。
ここでは地元で作られたトルテリーニの形をしたイヤリングや、キーホルダーなどモデナにちなんだ面白いお土産も販売されています。
モデナ市庁の屋根裏部屋は
なんとバルサミコ酢の博物館になっていて、
金曜日15.30、土、日曜日10.30、11.30、15.30、16.30に見学できます。
バルサミコ酢について興味のある方はこちらもごらんください。
一階にはツーリストインフォメーションがあります。
ここでは地元で作られたトルテリーニの形をしたイヤリングや、キーホルダーなどモデナにちなんだ面白いお土産も販売されています。
モデナ市庁の屋根裏部屋は
なんとバルサミコ酢の博物館になっていて、
金曜日15.30、土、日曜日10.30、11.30、15.30、16.30に見学できます。
バルサミコ酢について興味のある方はこちらもごらんください。
グランデ広場では、しばしば催し物が開催され、
特に毎月最終土日に開催されるアンティーク 蚤の市はたくさんの人で賑わいます。
頻繁に食に関するイベントも行われ、
たくさんのスタンドが立ち並び、買ったり食べたりできます。
特に毎月最終土日に開催されるアンティーク 蚤の市はたくさんの人で賑わいます。
頻繁に食に関するイベントも行われ、
たくさんのスタンドが立ち並び、買ったり食べたりできます。
このグランデ広場、モデナの大聖堂、ギルランディーナは
ユネスコの世界遺産にも指定されています。
ユネスコの世界遺産にも指定されています。
このグランデ広場の隣にある小さな広場に面する建物に
屋内市場アルビネッリがあります。月曜日から土曜日の午前中に開かれます。
モデナの特産物、郷土料理、生パスタ、焼きたてのパン、チーズ、野菜、果物、魚、お花屋さんから雑誌を売るお店まであります。
いくつかのお店にはテーブルと椅子があり、軽い食事をしたりできるスペースも用意されています。見ているだけでも楽しくなるモデナ観光のおすすめのひとつです。
屋内市場アルビネッリがあります。月曜日から土曜日の午前中に開かれます。
モデナの特産物、郷土料理、生パスタ、焼きたてのパン、チーズ、野菜、果物、魚、お花屋さんから雑誌を売るお店まであります。
いくつかのお店にはテーブルと椅子があり、軽い食事をしたりできるスペースも用意されています。見ているだけでも楽しくなるモデナ観光のおすすめのひとつです。
アルビネッリ市場の正面入り口に面したアルビネッリ通りを挟んで、
向かいにあるアルディーナというトラットリアは
モデナ郷土料理を手ごろな価格でいただけるカジュアルなレストランです。
実はこのアルディーナは建物の二階にあって、
道路沿いの入口のインターホンを鳴らして、入口を開けてもらい、
二階にあるトラットリアに行くという珍しいことになっています。
この建物は普通に住んでいる人たちがいる商業用ではないアパートのようで、
アパートに住む友達のところに訪ねて行くときのようなシステムで入ることになります。少し隠れ家的なトラットリアですが、有名で、観光客も多く、客層は地元民と半々くらいなほどです。
向かいにあるアルディーナというトラットリアは
モデナ郷土料理を手ごろな価格でいただけるカジュアルなレストランです。
アルディーナ |
実はこのアルディーナは建物の二階にあって、
道路沿いの入口のインターホンを鳴らして、入口を開けてもらい、
二階にあるトラットリアに行くという珍しいことになっています。
この建物は普通に住んでいる人たちがいる商業用ではないアパートのようで、
アパートに住む友達のところに訪ねて行くときのようなシステムで入ることになります。少し隠れ家的なトラットリアですが、有名で、観光客も多く、客層は地元民と半々くらいなほどです。
モデナ旧市街の真ん中を貫くエミリア街道は今も昔も商業の中心となっていて、
たくさんのチェーン店やブティックが並んでいます。
この通りからファリー二通りに入り突き当りまで進むと、
噴水のあるローマ広場にでます。
そこで目の前に現れる美しい宮殿。
現在はイタリア軍のエリートを要請する学校であるアカデミアとなっています。
予約制で宮殿をガイドと回るツアーがありますが、週末のみです。
学校として使われているので学生がいないときにだけツアーが開かれます。
もともと、この宮殿はモデナを長年にわたって統治していたエステンセ家の宮殿として建てられました。外から見るだけでもエステンセ家の栄光がうかがわれます。
このアカデミアの北東側にドゥカーレ エステンセ公園があり、ベンチなどが設けられていて、ちょっと休憩に足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
たくさんのチェーン店やブティックが並んでいます。
この通りからファリー二通りに入り突き当りまで進むと、
噴水のあるローマ広場にでます。
そこで目の前に現れる美しい宮殿。
現在はイタリア軍のエリートを要請する学校であるアカデミアとなっています。
予約制で宮殿をガイドと回るツアーがありますが、週末のみです。
学校として使われているので学生がいないときにだけツアーが開かれます。
もともと、この宮殿はモデナを長年にわたって統治していたエステンセ家の宮殿として建てられました。外から見るだけでもエステンセ家の栄光がうかがわれます。
このアカデミアの北東側にドゥカーレ エステンセ公園があり、ベンチなどが設けられていて、ちょっと休憩に足を延ばしてみるのもいいかもしれません。
アカデミア前のローマ広場からはじまるタリオ通りは
たくさんのカフェや小さいブティックが立ち並んでいて、
ショッピングをするのも良いし、カフェで休憩するのも良いです。
通りから見ると小さなスペースしかないようなカフェでも
中に入ると、奥にいくつか部屋があったりするので、
まず気軽に中を覗いてみてからどこで休憩するかを決めるのをおススメします。
春から秋まではタリオ通りにテーブルがでて、
通りを歩く人たちを観察しながらゆっくり休憩できます。
このタリオ通りをまっすぐに進むと、ポンポーザ広場にでます。
ここは夕方になると、レストランやバールがあり大勢の人でいっぱいになります。
モデナにはモデナ大学があり、このすぐ近くに経済学部もあり
たくさんの若者たちが見受けられます。
サラダのレストランやスペインのハンバーガーのレストランといった
ちょっと違うものを食べたい方にどうでしょうか。
もちろんバールではモデナならではのニョッコフリットも食べてみて頂きたい。
何ということのないシンプルなものですが、モデナ人に愛されています。
モデナ人はニョッコフリットを朝食にも食べるし、食事まえに軽く地元特産のプロシュートモデナと一緒に食べます。
ニョッコフリットは中が空洞の薄い生地の揚げパンのようなもので、
見かけはまるでパンパンに膨れ上がった枕のようです。
揚げ物ですが、朝ご飯に食べるモデナっ子は多く何かをつけたりはさんだりせずにそのまま食べている姿を見かけます。朝一はちょっとと思われる方は夕食前軽くアペリティフとしてフレッシュに薄切りされたばかりのプロシュートモデナと一緒にお試しください。
同じく地元で食べられるティジェッレもモデナに来たら食べてみましょう。
ティジェッレはモデナではパンの代わりに食べられることが多いようです。
地元のトラットリアではパンが初めから用意されず,暖かいティジェッレが付け合わせとして出てくるところが多いように思います。
外側ははカリッとしていて、薄い円形メダルの形をしていて、真ん中をパクっとあけて中に詰め物をして食べたり、パンのように付け合わせで食べたりします。
甘いものにも合うので、食事の最後にデザート風に中にチョコスプレッドを塗って食べたりもします。
ティジェッレ専門のチェーン店もあり色々な中身の詰め物をしたティジェッレを試せるところもあります。
とくにおすすめは、暖かいティジェッレにプロシュートモデナ、ロケットのサラダ、パルメザンチーズそしてバルサミコ酢が詰められたものです。
もちろん好みによりますので組み合わせを考えて色々試してください。
モデナの旧市街を歩いていると、観光名所ではありませんが通りすがりにちょっと足をとめてみたくなる所を見つけることができます。
一つはカナレグランデ通りに面する理髪店です。
お店のガラスの壁から中を伺うことができますが、
表には張り紙がしてあり、あのフェラーリ創業者エンゾ フェラーリが
生前通っていた理髪店だということがわかります。誇りをビンビン感じます。
同じ通りにあるモデナ公営劇場、ルチアーノ パバロッティ劇場の横には
昨年2017年秋に待望のパバロッティの像が置かれました。
この劇場は歴史の長いモデナの劇場ですが、
世界的に有名なテノール歌手ルチアーノ パバロッティが他界した数か月後、
彼に捧げるために名前をルチアーノ パバロッティ劇場としました。
彼もモデナ出身であり、かつてモデナのグランデ広場で三大テノールのコンサートを開いたことを知っている方も多いと思います。
オペラの世界を一般に広めるのに大きく貢献した一人に違いありません。
当時まだ子供だったのですが、かれら三人のエンターテイナーぶりと歌唱力、個性に魅了されたのを覚えています。
この劇場の横にはモデナ公営図書館があります。
中に入ると閲覧コーナーがあり、パンフレットなどの情報源もたくさんおいてあります。図書館入口前の階段をあがると小さいですがフィグリーナ博物館と、
期間限定で色々な催しが行われるギャラリーもあります。
現在(2018年4月)日本のかつてのテレビ番組である
名作劇場についての展示が開催されています。
70年代、80年代イタリアの子供も日本の子供と同じく
この名作劇場シリーズを見て育ったそうです。
遠い国で子供のころに見たテレビ番組の話を一緒にできるのも不思議ですが、
やっぱりいいものは世界共通なのかなとうれしく思います。
旧市街の西側の壁を出ると広大な公園、フェラーリ公園があります。
2017年7月にバスコ ロッシというとても有名なイタリアのロック歌手が
フェラーリ公園でモデナパーク2017と題し、
彼の歌手活動40周年のメガコンサートを開いたことでも有名です。
公園全体にコンサート会場を建設し、
そこにイタリア各地から225,173人のファンが集まりました。
テレビでも生中継の一大イベントとなりました。
コンサートの後、公園の再整備には何週間もかかるほどでした。
バスコもモデナ県の出身です。
旧市街の東側の壁を出ると、エンゾ フェラーリ博物館、そしてマセラティ ファクトリー&ショウルームがあります。エンゾ フェラーリ博物館について詳しくはモデナ観光その2フェラーリ編に触れています。
マセラティは予約制で月~金9-17時有料ツアーに参加することができます。
マセラティファクトリーには高層ビルが塔の様にそびえ立ちマセラティのシンボルであるネプチューンの三又の銛が遠くからでも見えます。
今回はモデナの旧市街を中心に大まかに見どころをみてみました。
またの機会にいくつかピックアップしてより詳しくお伝えして行きたいと思います。
ギルランディーナ塔に上るには
Arrivederci!
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たくさんのカフェや小さいブティックが立ち並んでいて、
ショッピングをするのも良いし、カフェで休憩するのも良いです。
通りから見ると小さなスペースしかないようなカフェでも
中に入ると、奥にいくつか部屋があったりするので、
まず気軽に中を覗いてみてからどこで休憩するかを決めるのをおススメします。
春から秋まではタリオ通りにテーブルがでて、
通りを歩く人たちを観察しながらゆっくり休憩できます。
このタリオ通りをまっすぐに進むと、ポンポーザ広場にでます。
ここは夕方になると、レストランやバールがあり大勢の人でいっぱいになります。
モデナにはモデナ大学があり、このすぐ近くに経済学部もあり
たくさんの若者たちが見受けられます。
サラダのレストランやスペインのハンバーガーのレストランといった
ちょっと違うものを食べたい方にどうでしょうか。
もちろんバールではモデナならではのニョッコフリットも食べてみて頂きたい。
何ということのないシンプルなものですが、モデナ人に愛されています。
モデナ人はニョッコフリットを朝食にも食べるし、食事まえに軽く地元特産のプロシュートモデナと一緒に食べます。
ニョッコフリット |
ニョッコフリットは中が空洞の薄い生地の揚げパンのようなもので、
見かけはまるでパンパンに膨れ上がった枕のようです。
揚げ物ですが、朝ご飯に食べるモデナっ子は多く何かをつけたりはさんだりせずにそのまま食べている姿を見かけます。朝一はちょっとと思われる方は夕食前軽くアペリティフとしてフレッシュに薄切りされたばかりのプロシュートモデナと一緒にお試しください。
同じく地元で食べられるティジェッレもモデナに来たら食べてみましょう。
ティジェッレはモデナではパンの代わりに食べられることが多いようです。
地元のトラットリアではパンが初めから用意されず,暖かいティジェッレが付け合わせとして出てくるところが多いように思います。
外側ははカリッとしていて、薄い円形メダルの形をしていて、真ん中をパクっとあけて中に詰め物をして食べたり、パンのように付け合わせで食べたりします。
甘いものにも合うので、食事の最後にデザート風に中にチョコスプレッドを塗って食べたりもします。
ティジェッレ専門のチェーン店もあり色々な中身の詰め物をしたティジェッレを試せるところもあります。
とくにおすすめは、暖かいティジェッレにプロシュートモデナ、ロケットのサラダ、パルメザンチーズそしてバルサミコ酢が詰められたものです。
もちろん好みによりますので組み合わせを考えて色々試してください。
モデナの旧市街を歩いていると、観光名所ではありませんが通りすがりにちょっと足をとめてみたくなる所を見つけることができます。
一つはカナレグランデ通りに面する理髪店です。
理髪店 |
お店のガラスの壁から中を伺うことができますが、
表には張り紙がしてあり、あのフェラーリ創業者エンゾ フェラーリが
生前通っていた理髪店だということがわかります。誇りをビンビン感じます。
同じ通りにあるモデナ公営劇場、ルチアーノ パバロッティ劇場の横には
昨年2017年秋に待望のパバロッティの像が置かれました。
この劇場は歴史の長いモデナの劇場ですが、
世界的に有名なテノール歌手ルチアーノ パバロッティが他界した数か月後、
彼に捧げるために名前をルチアーノ パバロッティ劇場としました。
パヴァロッティ像 |
彼もモデナ出身であり、かつてモデナのグランデ広場で三大テノールのコンサートを開いたことを知っている方も多いと思います。
オペラの世界を一般に広めるのに大きく貢献した一人に違いありません。
当時まだ子供だったのですが、かれら三人のエンターテイナーぶりと歌唱力、個性に魅了されたのを覚えています。
この劇場の横にはモデナ公営図書館があります。
中に入ると閲覧コーナーがあり、パンフレットなどの情報源もたくさんおいてあります。図書館入口前の階段をあがると小さいですがフィグリーナ博物館と、
期間限定で色々な催しが行われるギャラリーもあります。
現在(2018年4月)日本のかつてのテレビ番組である
名作劇場についての展示が開催されています。
70年代、80年代イタリアの子供も日本の子供と同じく
この名作劇場シリーズを見て育ったそうです。
遠い国で子供のころに見たテレビ番組の話を一緒にできるのも不思議ですが、
やっぱりいいものは世界共通なのかなとうれしく思います。
旧市街の西側の壁を出ると広大な公園、フェラーリ公園があります。
2017年7月にバスコ ロッシというとても有名なイタリアのロック歌手が
フェラーリ公園でモデナパーク2017と題し、
彼の歌手活動40周年のメガコンサートを開いたことでも有名です。
公園全体にコンサート会場を建設し、
そこにイタリア各地から225,173人のファンが集まりました。
テレビでも生中継の一大イベントとなりました。
コンサートの後、公園の再整備には何週間もかかるほどでした。
バスコもモデナ県の出身です。
旧市街の東側の壁を出ると、エンゾ フェラーリ博物館、そしてマセラティ ファクトリー&ショウルームがあります。エンゾ フェラーリ博物館について詳しくはモデナ観光その2フェラーリ編に触れています。
マセラティは予約制で月~金9-17時有料ツアーに参加することができます。
マセラティファクトリーには高層ビルが塔の様にそびえ立ちマセラティのシンボルであるネプチューンの三又の銛が遠くからでも見えます。
今回はモデナの旧市街を中心に大まかに見どころをみてみました。
またの機会にいくつかピックアップしてより詳しくお伝えして行きたいと思います。
ギルランディーナ塔に上るには
Arrivederci!
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